数えきれぬほど夜を泳いだ 少しだけ触れた指先が今も心を温め て 明日の光を遠ざけるように夜を抱い て 灰になった過去を愛している 溢れた優しさは今はもうないから 枯れ果てた日常を過ごすばかりで まだ滲んだままの愛情が 気持ちを歪ませて 流れる星に一つ願う 明日が消えてしまうことを 過ぎ去ってゆく日々と 追いつかない私の気持ち 明るさで星は見えないのに 前に進めない気持ちが照らされる 何もなかったあの頃に戻れたら 重ねた優しさを今もまだ忘れずに 残された日常を過ごすばかりで まだ滲んだままの眼差しは あなたを想うのに 期待してないからって 嘘をついた 溢れた優しさは今はもうないから 枯れ果てた日常を過ごすばかりで まだ滲んだままの愛情が 行き場を探して 流れる星を探すために ずっと夜を泳いだ