投げ出されたこの星の雑踏で 偽りを愛した死に損ないが一人 生きやすいと感じたこの場所が ぬるま湯の中だと気付いたら 遅かった 夕方5時のチャイムが鳴って 振り向いた先に私はもういなかった 守りたかったものとか 大事にしたかったものとか あぁなんだっけってもうわからない まま 乗ったことのない電車に乗って 綺麗なコートは汚れきった心を 隠した 君の住む街は風が吹いていて なんだか心が洗われた気がした 夕暮れ 夜になったらさがしに行こう 汚れた心は隠れてる 夜になったらさがしに行こう 光の差さぬ夢を泳いで探すよ 黄昏時君を待ち続けていた駅は 涼しくて君はまだ夢の中 夕日が落ちたら影は街中を覆って そっと明日も僕の姿も 隠してくれるのかい あの坂を登れば君が居たんだ ねぇあの日何を話してた? もう一度もう一度光照らすのならと 思い出せないあの頃の記憶 夜になったらさがしに行こう 滲んだ目を擦ってさぁ 夜になったらさがしに行こう 同じ夜を潜り抜けて、君を忘れて 街は暗くなって傷をかくして 街は暗くなって傷をなくして 黄昏君を待つ最寄り駅 南口交差点待ち合わせ君はまだ 夢の中 しのぎやすい夜になったねなんて 気持ちの良い夜風を浴びる 美しかった横顔 夜になったらさがしに行こう 滲んだ目を擦ってさぁ 夜になったらさがしに行こう 同じ夜を潜り抜けて、僕を無くして 夜になったら会いに行こう 腫れた瞼の裏浮かべて 夜になったら会いに行こう 懐かしい声にさよならとありがとう 街は暗くなって傷をかくして 街が暗くなって