灰色の空張り付いた壁紙の様 身に覚えのない喪失感影で隠した 街に溶けて 同じ景色を 違う場所で 見つめていた 最後の言葉 信じていた 小さな愛が 芽生えそうで 青が消す 藍色の痣青春程遠く 酒気を帯び一人残された 感情に消えてく 黒色染め上げた宵いの街を訪れ 同じ夜が始まる 歩き出した 時の中を泳ぎながら 全てを飲みこんでしまう君 ずっと変われなかった僕は また君を見失うから 遅れる心思ったより早い時間 彩られた街が僕の言葉を消す あの日みたいに 寒空に飛ばした君の冷たい言葉 白い吐息が君を探す 歩き出したその背中を 闇が覆い消してしまうからさ 君がいたことその全てを 隠して塗り潰した記憶 青が消す