クリーム色に満たされている部屋の 窓を開けて 歌うみたいに眠るあなたを見てる 風がとおれば 夏のにおいがして もう戻ることのない 遠い景色をかすめてゆく ばらばらに 世界がゆっくり こわれてしまっても 一緒に眠りたい いつかはさ この朝も 砂の中に 埋もれちゃうの 胸に耳を当て もう少し聞いていたい 甘くかたむいた 月の明かりぽつり やさしい目をしてる なんでもない 話をしようよ 少し夢見てるみたいに歩いて 時々ねぇ 何もかもがなくなる そんなこと思うと 笑われるかもしれないけれど 言わなくちゃ あなたが好きよと ばらばらに 世界がゆっくり こわれてしまっても 一緒に帰りたい いつかはさ こんな夜も 数え切れない 星になるよ いまをぎゅっと確かめていたい