バイト明けの平日の街 ポケットに手を入れて 就職もせず僕は一人 何か求めていた 友達の話を聞くたびに 不安は募ってく 自由でいいと語った後に 誰の目も見れなかった 大きな夢に潰れそうな 背中にふらついて ダメになりそうな思いに 泣き出したいよ、それでも 作り笑いは続けていくのかい? そんな恥ずかしい夢だったのかい? もう一人の自分が付きまとうよ 恋に凭れてばかりでいいのかい? 飾り立てれば明日が見えるのかい? 長い休暇の中僕は一人 自分に問い掛ける 煙草の煙昇っていく 星のない空から 忘れられて錆びたバイク 笑顔で過ぎる人波 誰にも頼らずにいられるのかい? 何もかも順調さと言うのかい? 後ろばかり見て歩いてるくせに 言葉だけで夢はつかめるのかい? 逃げていれば どこかへ行けるのかい? 今日が僕を通り過ぎてく 答えは心の中 解ってるのなら 泥まみれで働く真夜中も 寝ぼけたままレジ打つ朝焼けも チラシ配りの冷たい街も 笑われたって急ぐことなどない 全て自分で決めてきたことさ 夢を両手で抱きしめれば いつかは夜明けが来る