ダージリンの香りをほのかに 感じながらテレビを見てた 今日も誰かの最新の情報と 思われる話をしてた 昨日の雨のことを 忘れてしまったかのような朝 裸足で居たいんだけれど 寒いから靴下を履くのも終わり 大きな古時計の音がしたよ 実際に見たことも聞いたことも ないんだけど 遊び疲れた子どものように 充電が間に合いそうにないけれど そんなことは 後回しにしてしまうほど 夢中だ 14時頃になると部屋が少し 暑くなってきたよ 額に汗を滲ませながら 見つめる期待と高揚 ひとりで 固く結んだ靴紐を 解けば 痛みと一緒に 君がここに来てくれるから また僕は耳を澄ませる 遊び方を忘れた 大きな子どもはまた 彷徨うけれど そんなことは 後回しにしてしまうほど 夢中だ まだ少しだけ寒くて やはりまだ靴下がいる夜 裸足で居たいんだけれど 寒いから靴下を履いた 静かな夜に響く 小さな明かりのような 君のぬくもりの音