ボウフラ ふやけた指で遊ぼう いつまででも一緒 呪ったって 僕は蚊になる きっとあの日は 晴れだった 色が無い ずっと鳴いていた 窮屈に ここは広すぎる 気になる 君は そっと背を向け 嗤っていた 悪いヤツ じっと見つめて 色褪せた ここは広いな 濡れた髪が軋んで 藁のように温まって それはそれで綺麗でしょう 現世なんて誰も居ない ボウフラ ふやけた指で触ろう いつまででも一緒 呪って 僕だよ ボウフラ ふざけたフリで歌おう いつまででも一緒 呪ったって 僕は許すよ ぐっと引いた手 逃げないよ 覚えている 雑多ばかりが 喰える餌 撒かれた塩で 揺れた髪が染まって 藁のように束ねられて それはそれで綺麗でしょう 来世なんて希望しないで ボウフラ ふやけた指に似合おう いつまででも一緒 祝って 君だよ ボウフラ ふざけたフリで歌おう いつまででも一緒 呪ったって 僕は蚊になる
