「期間限定の酎ハイってだいたい 温くなった後、甘ったるいよね」 バイパス沿い、霞んだ月見上げて そんな話を僕ら浮かべてたんだ あのさ、 もう一杯だけ買いに行こうよ 明日と思い出の境界線 風が吹いている 「仕方ないな」って微笑む君を、 この空を どんな明日が来ても覚えてたい 憂鬱はもう空の彼方溶けて こうやって何度でも どうにもならない夜を越えて 僕ら何千回だって叫んでしまうよ 昨日と不安の境界線 風よ吹いていけ! そうやって流れる僕らの日々を、 この夜を どんな明日が来ても忘れない 揺れるブランコ プルタブを開けると 淡い夏の匂いがした