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オイルド・クラーケン

Track byairattic

65
0
  • 2024.02.12
  • 3:30
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歌詞

銀天街の切れ端 時計屋の店主が言う 各駅すら止まらない街に 短針も長針もないね グレーチング打ち捨てられた 少年用のグラブ この街の瘡蓋みたいに 雨粒で赤く滲む 発条に不備をきたして 同じ箇所行き来する オルゴールのように 見覚えのある夜が来て 退屈を模した濃紺に滅入りそうさ I love youとI hate youの 違いに大差はない様な気がする 貸借の不釣合の異議を 僕ら一体誰に唱えりゃいい? 神様さえも見放した街で 白熱灯は黄昏 すれ違う蚕の群れ 蛹だった頃など知らんよ そん時生を受けちゃいないし 下卑た黒目光らせ 達磨さん達が笑う ねえお客さんどうぞ見て行って 端から全部紛い物さ 正解はどこにもないぜ いつ止まるかも知らず 息をする限り 正しさをただ強いている 奈落は今日日 本通りより光っているんだ 相対的な全能感は いつしか跡濁し飛び発つのに ねえどうして 懲りずに欲しがっている? こんな停滞だって笑えば良い 機能性ばかり阿る世界で 回転中、買い手夢中 "〜かいな"のアレになって 熱されている気分 回転中、買い手夢中 痛覚が時間差で来る 名人の斬撃のイメージ "オイルド・クラーケン" 愛すべき蔑称 にべもなく八つ足を刻まれて 凹状に敷いたダイキャストの上 遠く最終便の鐘を聞く 神様さえも見放した街で

6曲 | 2024

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