錆びたストリング命を宿して あの暗闇を撃ち抜くのさ 誰も知らないガラスの青さで あの暗闇を撃ち抜くのさ ソーダをぶちまけるんだ 夜空にぶちまけるんだよ まるで見よう見まねでさ あんなふうになりたいって 床は水浸しになって 月が反射して光った あんなふうになりたいって あんなふうになりたかったって 誰も知らない本当のわけは 誰にも言わない本当の事は 誰も気付かないガラスの青さは 小さなポーチにそっと隠した 強い風が吹いたんだ 確かに吹いたんだよ 誰にも言わなかった 誰にも教えなかった 床は水浸しになって 月が反射して光った それがとても綺麗だった それがとても綺麗だったんだ アナスタルシア お前のその隣に アナスタルシア いつかそっと俺も隣に 憧れの 錆びたストリングかき鳴らして お前の素振りを真似て歌うよ 最終列車はガタゴトと揺れて 今日もたどり着かない西へと 向かうよ それで走るんだ とにかく走るんだよ 何もいらないって そんなこと思いたいんだ スピードを上げるんだ 駆け抜けて死ぬのさ お前のそばで お前のそばで アナスタルシア お前のその腕で アナスタルシア いつかそっと俺を抱いてくれ 優しく 優しく 優しく 優しく