名前を無くした花 大事に抱え込んで 不安そうな君に出会った ずれた歩幅を気にして歩く 少し沈みながら 眠れずに抱えた膝 動けずに絡まった 君の涙のわけもわからず きっと誰もが'不安な夜に メロディを探している 壊れかけの光るドア タイムマシンを片手に始めよう 思い出はエメラルド どこまでも続くから そうふたりを乗せたまま夢の中 渦巻いた宇宙の果て こなごなのカケラで 呼吸をたどる君の耳元 いつか誰かが言ってくれたような 魔法の言葉をおくる 知らない星の瞬きで 時を超えてたどり着くもう一度 暗闇で光るように どこまでも歌うから その祈りは果てしなく 思い出はエメラルド どこまでも続くから そうふたりを乗せたまま 旅に出る