冬の陽光が照らし出す青い空間 鍋の中でグダグダ茹だったまま 漠然とした霧が心を覆った日のこと 枠に納まった夕日だけじゃ 分からないことだらけだよ だから 飛び出すのさ アメーバのよう アメーバのように 自由だよ みんな同じ顔をしないで 戸惑う色 名前をつけよう 無かったことにするのは悲しいね サンダルの緑が灰色に乾ききる頃 これからどうやって歩いていこう 走る時計と 煙に巻かれたままの ガラクタをすくいあげては 影の風よこのまま 誰も知らない街に連れ出して なんて思ってるよ アメーバのよう アメーバのように 漂うよ 私も君と同じ 泣かないで 笑ってみせて 思うままの君になるからね お揃いの服着て出かけよう ツツジの花の蜜を吸って いつまでも シールの交換こしてたいよ 好きなおにぎりの具を当て合って 上等じゃないユーモアに 笑い合おうね それだけで幸せ それだけで幸せ