流星群の下 僕らは何も知らずに ひとつ ふたつ と 星屑を集めていた あれから いくつ 連ねて 重ねて 大きくなれたのだろう? とりあえず時間は 一周りしてきたけど 少し違って見えるか、は 僕の後ろにある 足跡にかかっている 他の誰にも なぞれない 道草と水たまりは 僕だけに 明るく 見せるだろう 流星群の下 僕らは何も知らずに ひとつ ふたつ と 星屑を集めていた あれから いくつ 連ねて 重ねて 大きくなれたのだろう? 僕は君が思っている程 強くはないし 今でも あの星の降り注ぐ 冷たくて暖かい夜を 忘れられずにいるよ 何も変わらない君に まだ追いつけない僕は なんて小さいんだろう 流星群の下 僕らは何も知らずに ひとつ ふたつ と 確かに歩き出した あれから 君も 怖くて 消えそうで 眠れぬ夜もあったのかな いくつ 連ねて 重ねて 大きくなれた? 流星群の下 僕らは何も知らずに ひとつ ふたつ と 生きた証 刻んできた これから先もずっと 僕らの放った光は 届いていくんだろう