Sunny

歌詞

思い起こせば日当たりが 決め手なんだったっけ 最近じゃ忙しさにかまけて 開けなくなっていたカーテン そう いつしか噛み合わせの 悪くなった歯車を 無理矢理に回そうとして その度にお互い 擦り減らしてばかりいるような 毎日で 「哀しい」だとか 「寂しい」だとか 分別もしないで置いていけるなら とぼけた顔ぶら下げて 出ていけるのに 何もなくなった 窮屈だった部屋 こうして見ると案外広いな 散らかってる後悔 ポケットにしまい込んだ 疑い出せば全てが そう見えてくるんだって 心当たりがあり過ぎて 考える気にもならない そう何度も同じような 誘惑に負かされ それを取り返そうとして ボーダーラインはもう 越えてしまった それとなく分かっていた 不穏な空気は天井裏に潜んで ずっと様子を伺ってた 「哀しい」だとか 「寂しい」だとか 分別もしないで置いていけるなら 射し込む陽も滲ませず 出ていけるのに 伝え損なった想いが今更 光に照らされ漂って 床に落ちる頃 どちらともなく歩き出した