軸足を変えて 体勢整え 痛めた関節 庇うように立ち尽くしてる フラッシュバックする 重いメモリを消し去って 向かう先は 靄がかってまだ見えぬまま 組み上がったパーツを眺めて 全てに価値がある事を知る 硬く閉まった扉の向こう したり顔した不安が 僕らを待ち伏せる でも歩き出そう 後方で所在なさげな少年が今 見つめる先に在るのは希望 って言い聞かせて 先陣を切って 玉砕も厭わない それはそれで 悪くないとも思えて トラッシュトークする 暇や体力など無くて 向かう先は 霧が晴れたとて見えぬまま 仮に願った結果が的外れで 追うべき背中見失っても 安定を求めて 老いなんかを感じて 万全を期しても 拭えない痛みが此処に在って 少し開いた扉の向こう 無垢な笑顔の期待が手招きをしてる さあ共に行こう 背中に押し花のように 貼り付いている 手形が今日も重い腰を上げろと 声を荒げて