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1year the future

Track by狐火

95
1
  • 2021.11.05
  • 4:40
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歌詞

カラッと晴れた 梅雨の合間に あいまいな感情が風化し 隣人がベランダタバコをふかし 洗濯機の回転が早まり 洗濯バサミを永遠と繋げ遊だ いつから 繋ぐのをやめた 多分、 永遠かと思った限界が見えた日 それか 弟が産まれ 洗濯物が増えた日 叔母さんが気にかけてた末っ子 結婚が決まった 天国で笑ってる 叔母さんを夢で見た 犬のタラちゃんも走り回って そうであって欲しいとは思ってた 未来も そうであって欲しいと思ってる あいまいでもいい 1年後の未来で 1年先をまた描いて その繰り返しが何回も続いて その度思う いつか描いたはずの 1年先がなくなる日が来る そこにはあなたとあなたが居て 1year the future 少なくとも1年前に見た未来には あなたも居た あの打ち上げ花火を肉眼で 記憶に収めるか カメラに瞬間を記録し収めるか そんな事で口論になっている内に 毎年花火が終わっていくから 思い出の花火は空想の残像 でも、 それはひとりじゃ 作れないものだったり 10年前にこの世を去ったはずが 生きてる奴よりシーンで生き続けて それを横目に見ながら 今日もライブハウスのドアを開ける いつかあの世のリハーサル 前に話をしよう 入り口を作れても出口は 作れなかったり いつでも決断は失った後だったり ほら、 今年も花火がもう終わっちゃう 1年後の未来で 1年先をまた描いて その繰り返しが何回も続いて その度思う いつか描いたはずの 1年先がなくなる日が来る そこにはあなたとあなたが居て 1year the future 少なくとも1年前に見た未来には あなたも居た 1year the future 重なったまぶたが あと何回 瞬間を収める 1year the future 重なったまぶたが あと何回 あなたを映せる 1year the future ここで六法全書以外の正解は 全て自分自身にある それだけは救いだ 嘘みたいでしょ 90才過ぎたおじいちゃんが オレが産まれた日を 「昨日の事みたい」だって こんなに髭が生えてんのにな もしかして今の自分を見たら 「久しぶり、 どうしたんだよそんな髭なんか 生やして」 なんていうかもな いや、もしかしたら それくらい人生は 一瞬なんじゃないかな 打ち上げ花火みたいに だからこそ その肉眼と記憶に残して 欲しかったんじゃないかな 写真を見て 思い出すのもいいかもしれないけれ ど 本当は五感を全て失ったとしても そこに残って 欲しかったんじゃないかな 1year the future 重なった瞬きで 向こう洗濯機何万回転 ここは1年後の未来の 積み重ね 居たはずのあなたの 見たかった未来 洗濯バサミと一緒で 永遠はなく限界がある それでも人は 1年後に想いを馳せる 1year the future ここから50年後の未来で オレは点滴の管を マイクのコードに差し替えて 待ってる これはずっとずっと前から そしてずっとずっと先まで 昨日の事の様だよ

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