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CAMPFIRE

Track by狐火

180
1
  • 2021.11.05
  • 4:28
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歌詞

僕を呼んでも黒字は難しいのに 高い交通費払って呼んでくれた リハーサルでPAさんが優しく 音を調整してくれて 顔合わせ イベントスタート そして、 箱の中で打ち上げオードブルに プラカップ それぞれの地元の話 あの日、 目の前には踵(過去)から 爪先(未来)まで 全て照らすほどの光があった 「また来ます、 次こそフロアを満員にします」 なんて 口癖になるのは甘えだけど この場所が永遠にここにあって 口癖になる事は振り返れば 幸せかもしれない 公園が無くなった時、 母校が無くなった時 LIFE&TRIP(行きつけの BAR)が無くなった時 あの人がいなくなった時 いつも後悔した 無くなる時はいつも あっという間だから ライブが無けりゃ 生きていけないかも でも、 ギャラが無くても生きてはいける これは音楽の為に飯を食う事を 選んだ 二足目の草鞋の歩幅 乾いた薪は 陰日向で咲き誇り 今日もどこかでライブハウスが 音も立てずに崩れていくのを黙って 見ず CAMPFIREから薪焚べ BETする今を このコロナを抜けたら また空が晴れるなんて思ってる? いや、そこからが 本当の勝負だった 上京時と比べ 灰色の町 ネオンはブレーキランプの反射 さえた頭 さえない目ん玉 この人生であの場所でライブする 事が もう無くなってしまった あれだけ マイクの調整してもらったのに 最後黙ってちゃ リハーサルも出来ないよ せめて 音をたてて 終わりたい クラファンの缶バッチ ばっかり増えてく 時代が時代なら鎖帷子にして防御力 アップ なんて何の味もしない冗談 迷ってる時期はとっく過ぎた そのプライドが足枷になるなら このまま置いて行く(老いていく) これが売名なら分が悪過ぎる これは無名の頃から見たら ノルマが無い分 プラスになる そして、生憎 昔から オレのライブは 声が上がらない ソーシャルディスタンス ライブが無けりゃ 生きていけないかも でも、 ギャラが無くても生きてはいける これは音楽の為に飯を食う事を 選んだ 二足目の草鞋の歩幅 乾いた薪は 陰日向で咲き誇り 今日もどこかでライブハウスが 音も立てずに崩れていくのを 黙って見ず CAMPFIREから薪焚べ BETする今を いつだって覆す想定内 自己満足が誰かのためになるなら 想定外すら惜しむ事はない 広くなる部屋に狭くなる心 本当に守りたいものは 再確認するものじゃなく 意地はった分だけ 滑稽に見えるバックボーン これはお別れを 言いに行くわけじゃない 静寂がどこよりも似合わない こぼした酒でベタベタのフロア 何日も残るタバコの香り 財布のスペース奪う 大量のドリチケが ビットコインみたいに高騰して ライブハウス大富豪になるかも なんて少し味のする冗談 頭下げがんばった時短営業 誰かが誰かの悪役をかってでる そうやってここまで来たんだ 人に恨まれる 妖怪の名を借り 今、無くなろうとしているのは 自分自身 恩を返すから もう一度マイクをオンに PAさん エフェクトは無しで 音よりも言葉が先に届く感じで 照明さん 基本おまかせしますが 最後は来た道わかるくらい 飛びっきり明るくしてください! 後でバーカウンターで 乾杯しましょう! 大丈夫! 次こそフロアを満員にしますから! ライブが無けりゃ 生きていけないかも でも、 ギャラが無くても生きてはいける これは音楽の為に飯を食う事を 選んだ 二足目の草鞋の歩幅 乾いた薪は 陰日向で咲き誇り 今日もどこかでライブハウスが 音も立てずに崩れていくのを 黙って見ず CAMPFIREから薪焚べ BETする今を

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