これは両目のダルマの目線の切っ先 しっかりと裸眼まで目をこらす そんな、 つまんなそうな顔に見えるかな 人生楽しんだもの勝ちってな 何度も唱えるその瞬間は 決して 楽しんでなんていなかったよ 先を見据えた瞬間に どうしても訪れる不安は 失敗ばかりの中で本当の失敗を 恐れてる 自己啓発書を燃やした時に伸びた 前髪が焦げ付いた お蔭で 視界は良好 それは自己啓発書がくれた 最初で最後のポジティブだった 無駄な事なんてない なんて無駄口を叩く そんな矛盾の様な事を 自信満々に リリックにしながら 夜通し そして迎える朝って最高だな 次の朝に会うまで何万キロ あの陽だまり(太陽)と並行して 走り続けりゃここには夜はやって 来ない でも、それって一体時速何万キロ 気が遠くなる様な距離も むこうから 会いに来てくれる これは 走ることをやめたって 誰にでも平等に訪れる それが夜明け でも、止まるな 朝焼けや夕焼けが 感情の起伏をそっと撫でる なんて抽象的に表現したら 想像膨らみ 言葉独り歩きし 女の子にモテたりすんのかな 凡人の戯言にパンチラインという 居場所 依存と居場所の境界線が蜃気楼の様 ぼやけた地平線 線ばっかり気にして 点が見えなきゃ 直線で終わるが 直線で終わってもいいと思ってる 鉄道会社は儲け減るが 好きな四字熟語は「片道切符」 だけど、いつかまた会いに来るよ 片手にビールで 肩には湿布 平均を録りたがる計りにキック そしてまた あの日のパパに道聞く? 大丈夫 敷いてくれた レールのお陰で 脱輪しても並走してる 次の朝に会うまで何万キロ あの陽だまり(太陽)と並行して 走り続けりゃ ここには夜はやって来ない でも、それって一体時速何万キロ 気が遠くなる様な距離も むこうから 会いに来てくれる これは 走ることを やめたって 誰にでも 平等に訪れる それが夜明け でも、止まるな 忘れっぽくなったのは 歳のせいじゃなく 思い出そうとしなければ 忘れた事に さえ気付かなかった 思い出そうとしなければ あなたがいたことさえ薄まってく 思い出そうとしなければ 諦める事に慣れ続けてしまう 思い出そうとしなければ やがて自分を失う なんでか 下る時はあっという間 腹にしても 坂にしても でも、 それはそれまでの思い 出のスピードだと思う 腹にしても 坂にしてもだよ 生憎他人様からの「くだらない」 じゃ下ることがない 腹にしても 坂にしてもだよ 今日もやることは変わらず 何万キロ先からやってくる朝を 何万キロ手前から迎え撃つ覚悟 次の朝に会うまで何万キロ あの陽だまり(太陽)と並行して 走り続けりゃ ここには夜はやって来ない でも、それって一体時速何万キロ 気が遠くなる様な距離も むこうから 会いに来てくれる これは 走ることを やめたって 誰にでも 平等に訪れる それが夜明け でも、止まるな 待ちくたびれたな 誰かにとっての不要不急は 誰かにとっては至急必要 判断出来るのは70億分の1 自分しかいない 落ち込み下を向くが それが出来るのも 自分しかいない