夜風に溶ける街の灯 君の声がまだ響いている 優しさに甘え過ぎて 気づけば君を遠ざけてた 胸の奥にしまった言葉 今も言えずにいるけど 背を向けるたびに 君の温もりが消えていく こんなにも近くにいるのに どうして心が遠くなるんだろう 涙を隠して微笑んだ 強がることが癖になったんだ 涙を隠す理由なんて 誰にも言えないまま 君に会いたくて触れたくて でも自分を見失ってた 夜の静けさに紛れて 涙が頬を伝う時 君に打ち明けるべきだった 「さよなら」じゃなく「待って」と 揺れる街のネオンが 二人の記憶を包む中 泣きたくないと強がるだけで 本当はただ、君が欲しかったんだ 涙を隠す理由なんて 言葉にできないけど 君を愛する気持ちだけは ずっと胸に残っている いつか涙の向こうに 本当の自分を見つけて 君にもう一度触れたなら その時は隠さない 涙を隠す理由なんて もう隠せない今は 君に会いたくて触れたくて やっと心が開いたんだ 涙を隠す日々は終わり 君のもとへと歩き出す 隠さない、もう二度と 君に全てを伝えるため