待ち合わせ いつも遅刻 「ごめん」の前にスマホいじってた その時点で もう テンションちょっと下がったよ 違う駅前のカフェ 予約したつもりでしてなくて 濡れたメニューと よくわかんない空気 bad start, bad mood, still tried to smile you laughed too loud ボクが話すたび 上の空 気づいてるくせに 「なんでもない」で流して 本当はそこに いたくなかったんでしょ but I stayed and so did you サイアクデート ふたりとも ちょっとずつ 愛想笑いのプロになって 好きって気持ちさえ 全部間違いになっていく なのに忘れられないのは なんで? 映画のチョイス 全然違って ボクは泣いてたのに 君寝てた 終わったあとも なんかぎくしゃくして 無言の帰り道、長すぎた コンビニでアイス選ぶふりして 少しだけ涙隠してた 気づかないふりか 本気でバカか どっちでも もういいよって思った 気まずい、じゃなくて きっともう終わってる でも「終わろう」って言う 勇気もないまま このサイアクな1日を 記念日みたいに 覚えてるの、なんで? サイアクデート すれ違いだけで埋まった時間 それでも 君といたことだけが やけに心に残ってる 笑えないのに 笑っちゃうの、ずるいよ 誰かとなら もっと楽しい日だったかも でも君じゃなきゃ この味は知らなかった love doesn’t have to be perfect just real and that day was real サイアクデート でもボクの中では いちばん「好き」ってことが 滲んでた日だった 変な時間も くだらない沈黙も 全部、君だったから I still remember and maybe… I still care 君はもう忘れてるよね でもボクの中ではまだ 「またね」もないままの終わりが 少しだけ寂しい サイアクなデートだったけど それでも、好きだった