あっちのあいつがこっちの私に 声をかけている その時ふたりが初めて互いの顔を知る こっちの私はあっちのあいつを きつく睨みつけ 冷めた口調でなじるように こう語る 諦めなさい 足掻きは見苦しい 自分の都合で暴れるな だめだめもう遅い 甘やかし過ぎた過去を 今こそかえりみる その時が来た あっちのあいつはこっちの私を 悪に仕立て上げ それがいつもの奴らの手口だ耳を貸すな こっちの私とあっちのあいつじゃ 話ができない まるで言葉の違う国の異邦人 優しくしたら すぐつけあがるから 仏の心も意味がない だめだめもう遅い 港に船が来ている 別れの時が来た その時が今