あなたが好きだった電車 私にはただの電車 何が違うのかわからないけど それは人も同じことね 似たような人は たぶんどこかに居るけれど あなたじゃない それはあなたじゃない 白い光が切り裂いて 次の電車が滑り込む あなたと通ったあの時と 違う形の新しい電車 あなたが指差してた電車 知らず知らずに覚えてた 誰も気に留めない様子 それは私と少し似ている 時が過ぎれば 消えてなくなるものは 止められない 誰も止められない 同じ駅の同じホームで 次の電車を待っても あなたが好きなあの電車と 無邪気な姿 もう見れない 無邪気な姿 もう見れない