「もういいよ」と手を離した 名残惜しい顔して 嘘をついてる癖に 「もう少し居て」 と言いかけることすら できるはずないのに 置いていかないで 迎えにいくから ゆらゆら揺蕩う 夜明けのワルツ 踊り明かしたら 同じ夢を見た 気づいている 視線の先 合わないはずなのに もうどうでもいいや 諦めた惨めな日曜 救いの無い雨模様 消えた姿追いかけた 夢の蜃気楼 さあ、手を伸ばして 迎えに来たから ゆらゆら揺蕩う 夜明けのワルツ 踊り明かしたら 同じ夢を見た 気づいている 視線の先 合わないはずなのに 「そばにいる」と 今更な声が響いた バラバラ散ったピース 未完成なパズル 見つめていた ゆらゆら揺蕩う 夜明けのワルツ 踊り明かしたら 同じ夢を見た 気づいている 視線の先 合わないはずなのに ふらふら彷徨う ラストのワルツ 踊り明かしたら 同じ空に居た 気づいている 視線の先 見えないはずなのに