イエスタデイワンスモア

歌詞

昨日のコピーのような今日を ただ黙って拝受するだけの日々 だらしなく開けた口の中に今日も 流し込まれるは新たな過去 あの日言われたあの一言 あの時あの場所のあの子の顔が Flashback そして hold up もう頭抱えて何も手に付かねえ 賢人達がこぞって言う 時間を支配しろと宣ってる 過去と未来を今すぐ遮断し 今に働け　今しか見るなと それを鼻で笑いながら 虚ろな目で通りを練り歩く 過去至上主義者達のお通りだ あの日にはもう戻れない 死んだ卵は二度と孵らない それを承知で我等は今日も言う そう　イエスタデイワンスモア あの日作った傷跡を 色褪せてくれぬ胸の痛みを 自ら抉り出してまた仕舞う そう　イエスタデイワンスモア ああ素晴らしき我等 大切な事ほど曖昧だな なのにどうでもいいような事ばっか 覚えてんだな 俺が馬鹿なだけだからか または人の定めなのか 過去の思い出に鎖巻かれ 思い出依存症の皆様 我等の薬となり得るのは ささやかな成功体験と まあ悪くないかっつう妥協だとさ 旧来　僕らの行く手は 何も分からぬ頃に決まってしまう 気付いた時にはもう出来上がる 「こんな筈じゃない」の集合体が 前世の罪か何かかな そうじゃないならアレの報いかな 永遠に終わらぬ賽の河原 あの日の後悔懺悔して 取り戻せない期待に涙して 忘れられずに我等は今日も言う そう　イエスタデイワンスモア あの日作った傷跡を 色褪せてくれぬ胸の痛みを 振りほどく為何度でも思い出す そう　イエスタデイワンスモア ああ健気な我等 誰にもなれない　何にも変われない 肉体の檻の中死ぬまで生きていけ 不恰好な身体と　歪な魂 生まれたままで愛されたいなんて よくもまあ口に出せたもんだ 我等は前後を断ち切れない 受けた痛みを忘れはしない いつかそれが全ての人を 優しくすると願ってやまない だけどそれに耐えきる前に 誰も彼もが壊れていく どうかあなたよ　壊れないで あの日にはもう戻れない 死んだ卵は二度と孵らない それを承知で我等は今日も言う そう　イエスタデイワンスモア あの日作った傷跡を 色褪せてくれぬ胸の痛みを 自ら抉り出してまた仕舞う そう　イエスタデイワンスモア そして残った後悔を 消えることないあの日の絶望を いつか全てを埋葬する為に そう　イエスタデイワンスモア そして輝ける太陽を 約束されたその理想郷を いつか我等が手に入れるとして さあ今だ声を出せ