水面に揺れる銀に ゆらゆら映るのは僕 悲しい顔はするなよ そう言い聞かせるのも僕 さよならって手を振るたびに 人は強くなってくらしいよ だからって平気な顔は やだ やだ やだ 冷たい水を泳いで きみのもとまで 届けよう銀になって すっと すっと すっと 空に架かった銀は 今にも堕ちてきそうで 終いに降りだした雨は きみの なみだ なみだ 銀 空 雲をぬって きみの向こうまで 飛行機雲 残したのは ぼくの やさしさ やさしさ 遠くても 離れても 見つめてるよ 歌声 銀になって きみの きみの もとへ