朝の足音を美しいと 思えたなら いいな テーブルの上のコーヒーをほんの 少し 残したまま 家を出るの 面白いくらいいつもと 変わらない道と 通り過ぎる 音を聞きながら 声が聞こえた 君の麗らかな声が 体の奥で鳴ってる 渇いたのどを 潤すかのよう 四季が移ろうころ光る 花の様に僕は 息をして深く眠る様に 君の季節になれたらいいな スカートがなびく 夢を乗せたまま走る 列車が風をおこす 君のひとみは 空を映してた 飛び立つ鳥の群れの様に 進めたなら いいな 引き返してもいいよ笑いながら 手を握るから 呼吸する様に 君の憂うつさえ美しいと 思えたなら いいな テーブルの上のコーヒーを ゆっくり 飲み干して