いま俺がひとりでいることは 寂しさ忘れたからじゃないよ 酔いしれ人並みに 流されてゆきそうで もうひとりだけでいたいと 言ったんだ いま泡になる思い出に 優しくされて 切なくなってしまえばいい いま混ざり合う人々が 溶けてしまった そしてひとりになった あの人がいた街の音がきこえる 愛嬌が煙に巻かれて 酔いつぶれが探した声が でもひとりだけ 寂しそうなふりをして 愛してると言おうとしてる いま歌になる泣きそうな 星を見つめて 戻りたくなればいまひとり いま意味もなく捨てたいと 願ってしまう そして星になった