思い出せば陽炎のよう 思い出せるすべてはきっと 揺れる甘いメロディーに弾けて 今頃何を囁くの 愛こそがすべてなら 俺はまるでバカみたいだな ハイライト淋しさで溶かして ひとりYシャツを いつものように干していたんだ 階段を上る音がサマになった 横顔はどうして 幸せな夢の中にも 答えを探しているのか 思い出せばどうして 愛しみに暮れた日々を忘れて 今ではすべて失くしたように あなたを守る意味さえ忘れてるのか ありふれてるこの悲しい現実と 向き合うあなたのことが愛しい 生きようとした昨夜の夢が 醒めないでと願いたい 思い出せることすべてに さりげない言葉面影に 優しい微笑みを 今からでもあげればいいさ