ああ 昨夜の気持ちまだ残る部屋 僕はひとり立ち尽くしてた 今更あなたに会いたくなって ああ 夜が明ければ 忘れてしまうことばかり 幼い頃の夢を見たんだ ひとつひとつの可能性を 零れ落ちた涙ひとつ僕は風になって 大切なものいつまでも 消えないでくれと願っている ああ テーブルの上 もらった手紙 ありふれた暮らし見つめる どんなふたりがここにいたのか ああ声に出したら 壊れてしまいそうだ 優しい歌を聴きながら ひとつひとつの面影へと それはきっと 僕らふたりの思い出だけじゃなく 新しい暮らしの中 許し合うときを探している 零れ落ちた愛がひとつ 僕は風になって ありふれた思い出も 繰り返す悲しみも 抱きしめたい 風になってあなたのもとへ 過去のことは巻いてしまおう 抱き寄せてくれないか あの頃のように 零れ落ちた涙ひとつ 僕は風になって 大切なものいつまでも 消えないでくれと願っている