いつしか僕は 目を覚ましてしまったよ 聖なる夜に 目を凝らしていた 気付けばそこは 光が雪と踊って 鼓動が急かして 僕は走り出してた 夜が優しく僕の背中を押した 星の光が絵本みたいに揺れてる それは ママに話せない いつか 忘れてしまうかな なんて 街角に出れば 曇ったショーウィンドウ こぼれる光と 踊り疲れたボーイスカウト きらめく全てを 失わぬように 小さなハートに 焼き付けてく 天使たちが歌っている アコーディオンとピアノに揺られて 雪のついた手袋を はらいながら見上げた 星が優しく僕の肩を撫でて 赤いリボンが バレエのように踊ってる それは パパに分からない いつか 忘れてしまうかな なんて もう絵本の中に閉じ込めていた 世界と 僕の視界がリンクして映って もうベットの中で眠るだけの 夜とは 違う鼓動が弾んでいたから 夜が優しく僕の背中を押した 星の光が絵本みたいに揺れてる それは ママに話せない いつか 忘れてしまうかな なんて いつしか僕は