雨天 憂鬱と二人ぼっち 帰路 不思議な匂い 傘 どこかに忘れてしまった 雨天 いつの間にか晴れていたんだ 春風 セットしたての髪が 吹き飛ばされてゆく 靴底 張り付いたままの 焦燥を呼び起こして 咲き切ってしまった花は 後は枯れるだけだと 振り返ってしまった僕の 声は 踏切に消されてしまった ねぇ クリア ねぇ クリア 僕ら 透明のその先が見たい ねぇ クリア ねぇ クリア さよなら 透明はいつか消えてしまう 未来 手を離して 川底 水面に映る いじらしさを沈めて 夕映え 1つため息 カバンを背負い直して 一生ずっと覚えている 手が触れたあの春の真実を 一生ずっと覚えている 揺れてばかりのあなたを ねぇ クリア ねぇ クリア 僕ら 透明のその先が見たい ねぇ クリア ねぇ クリア さよなら 透明はいつか消えてしまう 未来 手を離して どことないこの痛みを覚える日は いつもそうだ 誰かの幸せを妬んだ時だ ねぇ クリア ねぇ クリア 僕ら 透明のその先が見たい ねぇ クリア ねぇ クリア さよなら 透明はいつか消えてしまう ねぇ クリア ねぇ クリア 僕ら 透明な夢ばかり見てた ねぇ クリア ねぇ クリア さよなら 透明に背を向けたら あなたの手を掴むから