誘うは春の夢 ささやかな幸せを思う サヨナラの匂いが鼻につく 夜から逃げて 淀んだ春の空 泣き出しそう積み木が崩れて 自由な鳥たちが 嘲笑うように飛ぶ世界 この雨が上がる頃 あなたは消えてしまって 明日も私は誰のものでもない なびく髪の毛 アスファルト、白い屋上 あなたが落ちてゆく 教室の窓から見てた この夢が終わる頃 言葉も出せぬ情景 明日もあなたはこの世界にいない この雨が上がる頃 あなたは消えてしまって 明日も私は誰のものでもない この夢が終わる頃 言葉も出せぬ情景 明日もあなたはこの世界にいない