忘れても疼く傷跡消せぬまま 愛などと知ってしまえば飢えるのみ 授かりものに囲まれた この世の中でただひとつ 優しいあなたに 捧げられるはこの身ひとつ 嫌よ 嫌よ 澄んだ瞳に痛みばかりを映さないで 嫌よ 嫌よ 私の叫びにどうか 気づかずいてください 人の世の哀れ憎しみ消えずとも 寄り添えば苦しみさえも癒えてゆく 思い焦がれて追いかける 別れが来ると知りながら 千代に八千代に変わらぬ想いを 胸に抱いて 嫌よ 嫌よ 澄んだ瞳を悲しい涙で染めないで 嫌よ 嫌よ 願うことはひとつ どうか傷つかずいてください 嫌よ 嫌よ 澄んだ瞳に痛みばかりを映さないで 嫌よ 嫌よ 私の叫びにどうか 気づかずいてください