記憶の中、 それとまた同じ夏を 生まれ 落ちたときに決まっていたことが 何か わからないなら、 決まっていないのと 同じことなんだろうか 忘れてはじめて、 現実になることを人は 未来という、それとも夢という、 同じものだともいう 間違う順序を間違えたら 正解なのかと、 そう間違えるように 記憶の中 なんどもがいても、消えない矢印が 美しさは正しさなんだと 語りかけてくるようで あなたの中 僕はどのくらい、 消えないものになる 美しさはそのためなんだと 言っているようで あかく傾いた光がつくる 弱い無限の影と夜が あなたと僕の世界のすべて それでも手向の花を贈ろう 夏はすぐやってくるから またこの場所で会えたらいいな 会えるのかな 記憶のまま 旅が終わるときに、 また次も同じ顔をして 現れること当たり 前のように 思っていなかっただろうか 後退りってことは、少なくとも 前を向いている そう確かめるように 記憶の中、明日もまた あかく傾いた光がつくる 弱い無限の影と夜が あなたと僕の世界のすべて それでも手向の花を贈ろう 夏はすぐやってくるから またこの場所で会えたらいいな あかく傾いた光がつくる 弱い無限の影と夜が あなたと僕の世界のすべて それでも手向の花を贈ろう 夏はすぐやってくるから またこの場所で会えたらいいな 会えるのかな 記憶のなか