「いつか」じゃあ 待てないよね しがみついている 秒針は 誰のものになれるのだろう この街に集う僕たちは 現世の明日にさんざめいた 今 窓が開けられた さぁ さぁ 眼が眩む 科学で証明できる 楽しさなんて たかが知れる 理屈を超えた意義が 集まった恒星だろう ヒトの命より 永く生きてしまう 電子の心 遠く消えかけの太陽(ひ)は 風で飛びそう そうか 誰かが明日を欲して 待っているんだね 寂しくはないさ 僕たちは 現世を近く感じている 今 空が閉じられた さぁ さぁ 眼を開けて 科学で証明できる 楽しさだけで 計らないで 理屈を超えた価値を 創れるのは僕らだろう 幾何学の都市 唄え 魅かるる舞台 その鼓動と 拍子が合う瞬間(とき)すら 創れるのは僕らだろう
