ねぇ、そこに僕はいるの ちょっとだけ気になってね 僕の好きな人はきっと いないと思うから ねぇ、そこにあの人が ちょっとだけいてくれたら あの人の好きな歌をそっと 歌えると思うのにな 闇夜の高いとこを 選んで飛んでゆくロケットが 満月を目指してく、そう 寂しくはないんだね ねぇ、そこに君はいるの ちょっとだけ声がしてね 僕だけの好きな歌をそっと 歌う声がしてね ねぇ、そこに僕らはいるの カタチのないカタチでも 全力の爪痕をちゃんと 残せているのかな ねぇ、そこに誰もいなくても 漂う雲の中に 僕らの欠片混じってるなら ほら、まだ笑えるよね ねぇ、そこで会えるよね