明日のことを考えると 花びらが散るように 何かを失っている あいも変わらず みんな 昔のままだった 藍色の写真みたい 死にたくなる夜に 誰かの体温の方角 掌が開花したら 美しい夜の花 駐車場の中で 斜めから刺す朝日を 観ていたら 口ずさんだ その歌は どこかで誰かが今 同じことをしているよ いますぐ 窓を開けて 死にたくなる夜に 誰かの体温の方角 掌が開花したら 美しい夜の花 死にたくなる夜に 君がそばにいて分かった あの夜の海に浮かぶ 雨粒を遮る波の音 死にたくなる夜に 君がそばにいて分かった この暗闇なら全てを 飲み込んでくれるよ そして溶け合うのさ