泣いてないで こっちおいで ずっと忘れないで たった花の名を1つだけ 最終列車が終わる頃 静かに冷える風に背いて行く 商店街、閉まり切る シャッターだけの通りを 君と手繋いでポッケに 離れないようちょっと深めに 会話止まって嫌に響く 右手の君のキャリーケース 最後の話をしようか 泣いてないで こっちおいで 不安は置いておいで 僕に花の名を1つ教えて いつか時間が経って 君の言う花が 咲いた季節に思い出せる あなたのポッケの温もりが 私に「大丈夫」って言うから 暗闇だって怖くない。 私どこへだって行けたよ。 そろそろ、明日は早いから 次の話が終わったら 寝ようか 泣いてないで こっち向いて 希望を持っておいて 私に花の名を1つ教えて いつか不安になって あなたの花の匂いで 私は前を向くよ 「僕の体温を忘れないでね」 「じゃあ私の匂いも覚えててね」 泣いてないで こっちおいで 不安は置いておいで たった花の名を1つだけ いつか時間が経って 君の言う花が 咲いた季節に君を想うから いつか不安になって あなたの花の匂いで 私は前を向くよ