月明かりの下で揺れるワルツ 誰もいない部屋に響くステップ 古いラジオが奏でるメロディが 静けさを壊すように漂う 触れた瞬間消えそうな幸福が 夜の隙間にそっと潜む どこにも行けない私の心が あなたを求めて彷徨う ノスタルジアの中で溺れる夜 手を伸ばしても触れられない この甘く切ない感情の行方を あなたに届けたいと願う 床に散らばる忘れられた音符 全てを繋ぐ糸が絡まる ほどけるその時まで踊り続ける 消えない痛みと共に 曇ったガラス越しに見た景色 誰かの笑い声が遠く響く 思い出の影が胸を締めつける それでも夜が愛しいのはなぜ 朝陽に溶ける月の微笑み 全てを包む静かな余韻 忘れることのないこの夜を抱いて また新しい夢を見始める
