シャンデリアの光が床に落ちる 古びたバーで一人揺れるグラス 小さな音で流れるスキャット 記憶の中のあなたが微笑む 甘い嘘と苦い現実が 交互に胸を刺していく夜 過去の扉を開ける鍵は 今でも私のポケットの中 あなたがいないこの夜の街で 響くジャズが私を救う 何もかも忘れるその瞬間に 切ない記憶が蘇る モノクロの写真に映る瞳 永遠なんて信じたあの日々 傷ついたのは私だけじゃないと 知ることが怖かっただけ 冷たいテーブルの木目を撫でて 溢れる感情を言葉にできない 「ただいま」と言った声の温かさ もう戻らないことがわかる 夜が明けるその直前に 流れる星に願いを託す あなたと過ごしたあの夜だけが 私を生きる理由になる
