見たがった祟り 意味のないトラウマ なあ、 いつからここに入り浸っているのさ じゃあ見ていればいい お前の頭すら おっかない程に全て お前じゃ正せないだろう なあそうだろう 今、覚めない夢の中 要らないシーンを見ている ああこれが俺の腕なら これは腐れた化け物のそれ以下だ さあ束になって襲い掛かれよ 知らない力でこの身をどこへでも 飛ばせるさ 散らかった語り 倫理のないドラマ 自らの知に弄られていく脳内 欲に触れたい 抑えた頭からのおさらいの問いを 制して 怯えたくなくなる程長い夜を 今、叫んだ夢の中 動かない自分を見ている ああこれが俺の腕なら、 これは憑かれた亡骸のそれ以下だ 歪んだ街はどこかで 見たことあるような無いような 無力さの数まで同じこんな 場所にいる 今、冷めない夢の中 要らないシーンを見ている ああこれが俺の夢なら これは重ねたあの恐怖のそれ以下だ 朝、夢がさめたら 荒れた記憶に通う血で思い出して さあ束になって襲い掛かれよ 知らない力でこの身をどこへでも 飛ばせるさ