花梨が割れて種を落とし 雲を目指し 雨を受けて 花と成る それを真似て子を育み 時を刻み 夜になれば眠る 変わらない理の中の一人 Stay 止めど無い時の中で何を思う 誰のため陽は昇る 精美な結界 花瓶に刺した花を枯らす人々にも悪 気はない いつの日も 誰もが皆 陽の光に腕を伸ばし陰を避けて嫌う 仮初めの慰めが妙に心地良い Stay 立ち塞ぐ壁を前に何を思う 無駄な事は無いはず 大抵 大抵 花びらは若く散る 大抵 大抵 若さは舵を乱す 大抵 大抵 大抵 僕らは耐えて耐えて 神はかつて何を目指し人を創り心授 け賜う