歌詞
「いっそ青に溶けてしまえたら」 水天一碧の彼方 歌い遊ぶ無垢なる軌跡を追う濡れた 瞳は 行く手を遮る叢雲にすら慈しみを 覚えた 目には見えない あるとすれば二つの 青と青が重なる先で 彼らは一つになるのだと君は言う 寂しそうな横顔で いつか気付いてほしい 引かれたイデアに 同じ色なんてないことに 飛べるわけないと塞がないで 君のステージが 用意されていないだけさ 同じようにだなんて思わずに 今はまだ飛べない翼でも 君と僕の白を重ねさせてくれないか 「世界が美しければ美しいほどに 自分がひどく無価値に思える」 しおれた羽根をかき抱く君に 整然とした後ろ指 放っておけばいい いつか君の風を捕らえたら 僕に教えておくれよ その風の飛び方を 目には見えない あるとすれば二つの 最果てに引かれたイデアへ そのあわいに 海を渡る翼よ 一つにならない限り 明日は君の風が吹く
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