真夜中の鐘が鳴った 0時過ぎの観覧車 不安を見下ろしている僕はため 息をつく 夜明けはまだ来ないんだ その手に弱さを隠して 小さな光だとしても 響かせたいんだ僕の声を 橙に染まる町並みを駆け出した 光る丘の上手すりに手を掛けて 叫んだ想い 全て風に託した 僕は今ここで生きている スレートブルーのスニーカー 泥だらけも気にせずに 走り出していたんだ 心の謳うまま 夜明けが見えそうなんだ まだまだ 頼りないけどさ 確かに僕を突き動かす 原動力なんだ 風を受けて 暗闇を抜けた先で待つ喜びを 鼓動し続ける限り追い求めて 届けたい想い乗せてペダル扱いでく 僕は今ここで笑えてる ぼんやり頬づえついて眺めた 水平線に 照り返した光の中 跳ねてく希望 僕はもっと明日を待ち 焦がれたいんだ "ワガママ" が全力で坂道を駆け上がるよ この声がまだ誰に届いてなくても 鼓動し続ける限り追い求めて 届けたい想い乗せてペダル扱いでく 僕は今ここで笑うんだ 橙に染まる町並みを駆け出した 光る丘の上手すりに手を掛けて 叫んだ想い 全て風に託した 僕は今ここで生きている