1歩進んで2歩下がり やがては振り出しへ逆戻り おぼつかないこの惨めな足取り でも幾度も夜をやり過ごし 小さくなっていった蟠り これで大丈夫だって居直り すぐさまでかい壁にぶち当たり つまらない日々を繰り返し すんでのところでまたやり直し あきれてしまったね ダメだダメだって言うばかり 輝いてるあの人みたいに なれるって思ってた 幼き日の幼い僕は 何をしても世界が 真顔で僕を睨み続けるから 怖くなって苦しくなって もうやめにしたよ あぁ なりたいものになりたいな。 やりたい事をやりたいな。 会いたい人に会いたいな。 生きたいまま生き続けたいな。 何一つ叶わぬままに 今日も太陽が沈みそう 夜に置き去りにしないで 僕の人生なんて一度きり なのに。 きっとまだ旅の途中で ここからどんでん返しが 起こるんだと信じては 音のない夜中に答えを知る 一体どこで間違った? そもそもこれはどいつのせいだ? と悪者を見つけてまた その目を逸らした 何もできない僕は 口ばっかりで 鏡に映る自分から 逃げて 逃げて なりたいものになりたいな やりたい事をやりたいな。 会いたい人に会いたいな。 生きたいまま生き続けたいな。 理想ばっかりを口にして その足元見ようとしないで 気づいたら既に手遅れ 手遅れ なりたいものになれないのも やりたい事が出来ないのも なるようになった結果で 悪者なんてどこにもいなかった 何一つ叶わぬままに 今日も太陽が沈みそう 夜に置き去りにしないで 僕の人生なんて一度きり なのに。