もうこれ以上 何もできる気がしないのは 出来る事を全て やれたからではなくて。 何をしても無視を決め込む この腐った空に 呆れたから。 曇天は続き心さえ蝕んだから 全てが濁っているみたい 明日さえ見えないくらい まだ降り続く雨は 止むことはなく。 足取りを鈍くするけど 曇天の雲の上には 明日が僕らを待っているって 信じているから 太陽は未だ灰色に淡く光るから 未来の事とかもう何も信じられない 出会いも別れも怖いから もう何もかもから逃げて 辿り着いたのは 誰もいない 薄暗いこの部屋 まだ降り続く雨は 街を染めて。 心さえ色を失いそう 曇天の雲の上には 色づく明日が待っているって 信じているから 足取りは鈍いまま 傘もささずに歩いているから 水で濡れた体が まるで心みたいに重いんだ “まだそこにいるの?” “明日はもうすぐそこだよ” 足取りは鈍いまま 傘もささずに歩いてる君が どうしようもなく儚くみえた 今にも終わってしまうほどに どうしようもなく やるせない今日が 明日に報われますように。