かさぶたが消えるまで はしゃいでた 水しぶきに打たれながら 言葉どおり うまくは行かなかったね いつの日か また会えるって 風が傾いた朱い空は 照れ隠しで 君と居られる時間だけ 止まるようにと 祈ってたんだ 子供みたい 笑い転んだ二人 夏の終わり 戻れないけど 忘れないよ 誇らしげに 寝癖を触ってみせた 早起きして 朝焼けを待って 八月も あと少しでサヨナラ ぎこちなく 夢を語る きっと 僕らの向かう先は 離れていくけど 眩しい夏の記憶だけは いつも この日に繋がるんだろう こだまする 生まれ変わった蒼に 懐かしい声 よく似てるけど 違う道で ちょっと泣いたり 怒ったり 遠ざかっても また元通りだったのに 子供みたい 笑い転んだ二人 夏の終わり 戻れないけど 忘れないよ こだまする 生まれ変わった蒼に 懐かしい声 よく似てるけど 違う道で 木の葉にそよぐ