愛した人はひとりだけで 夢の記憶をたどれば 昔出会ったその瞳に 過ぎた季節の扉を開くとき 幸せにあこがれてる私がいた あなたの肩にもたれたまま 夢の世界が広がる いつか笑顔で向かい合える そんな新しい時間をつくる時 幸せにつつまれてる少女のまま 北風が吹きぬける街で今 暖かな春を待ち眠る やすらぎを求めて 遠く離れて逢えないまま 夢と思い出の中で 誰かのために生きてゆける そんな出会いの場面に 幸せをつかむため 震える肩おさえながら 北風が吹きぬけるこの街を 記憶から旅立つよそして あなたの待つ街へ