最低な気分で朝目が覚めて 埃まみれで 床に落ちた昨日の夜を 拾い集めれば 震える声と月の光が照らした興奮と 夜明け前には 熱を帯びた嘘とを憶えてる 胸が痛むような安手のアルコールで 溶けだす風景とつながる影 そして泡と消える言葉が 幽かな音楽 繰り返しのテーマで心も麻痺させて 話しかたも忘れるくらいに 永く続く 遠く外の世界に求める 日々のあとで 何か少しは 分かり始めた気がしてたけれど そんな思いもすぐに新しい今日が 掠め取っていく 夢が醒めるような静かな午後に 色褪せ始める過去の情熱 そして霧の中の光が 穏やかな対話 思いつきのフレーズで 心も麻痺させて 胸が痛むような安手のアルコールで 溶けだす風景とつながる影 そして泡と消える言葉が 幽かな音楽 繰り返しのテーマで心も麻痺させて