初めて会ったのも 商店街だったね きっとあの時 すでに恋に落ちていたって 今になって思うよ 遅延する阪和線に 少し待たされて 20時を少しだけ回り、始まる 「明日は休みだ!最強だ!」 教わったガリチューハイの おかわりをして 2軒目のワインの店で すでにできあがる僕を いつも揶揄っていた 好みが合うと思った 「これ美味しいねん」って 言っていた ピスタチオの魔法に かかったんだきっと いつまでも解けないな 離した手はさ 離しただけでさ まだ見える所にある気がして ばったり会わないかな 「やっぱり」とか 言わないかな 君を思い アーケードを歩くけど 風変わりな看板を横切って 千鳥足で手を繋いだ道をさ 君の家まで行こう 離した手はさ 離しただけでさ まだ見える所にある気がして ばったり会わないかな 「やっぱり」とか 言わないかな 君を思い歩くけど 酔ったぐらいじゃあさ 埋まらないのは お互い知ってるはずじゃないか あの時つき合った小さな嘘を 許し合おうよ ねぇ また一緒に帰ろう